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医師転職ドットコムの公式サイトはこちら医師が年収1,000万円に届くのはいつ頃?
「医師は高収入」とよく言われますが、年収1,000万円に到達するタイミングは思ったより遅いと感じている先生もいるのではないでしょうか。
医学部に6年間通い、初期研修2年を経て、ようやく本格的なキャリアがスタートします。研修医時代の年収は300〜500万円程度で、同世代の総合商社やコンサル勤務の友人と比べると見劣りすることも。
この記事では、医師が年収1,000万円に届く時期の目安と、その後の手取り事情、そして賢い節税対策まで、リアルな数字とともにお伝えします。

年収1,000万円に届くのは卒後何年?
一般的な医師のキャリアパスで見ると、年収1,000万円に届くのは卒後5〜7年目あたり、年齢でいうと30歳前後が目安です。
初期研修医(卒後1〜2年目)
初期研修医の年収は300〜500万円程度です。病院によって差はありますが、大半は400万円前後。この時期はアルバイトが原則禁止されているため、収入の上乗せ手段がほぼありません。
後期研修医(卒後3〜5年目)
後期研修に入ると、年収は600〜800万円程度に上がります。この時期から外勤(アルバイト)が解禁になる施設が多く、当直バイトや外来バイトを入れることで収入を増やせるようになります。外勤を積極的に入れれば、この時期に年収1,000万円に届く先生もいます。
専門医取得後(卒後6〜8年目)
専門医資格を取得するとベースの年収が上がり、常勤先だけで年収1,000万円を超えるケースが一般的になります。外勤を合わせれば1,200〜1,500万円程度になることも珍しくありません。
年収1,000万円到達の目安は卒後5〜7年目。ただし、大学病院勤務の場合は外勤なしだと10年以上かかることもあります。勤務先の選び方で到達時期は大きく変わります。
年収1,000万円の手取りはいくら?
年収1,000万円と聞くと裕福なイメージがありますが、実際の手取りは約720〜750万円程度です。額面の約73%しか手元に残りません。
引かれるもの内訳
- 所得税:約85万円(税率20%の部分が中心)
- 住民税:約60万円
- 社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険):約130万円
合計で約275万円が天引きされる計算です。月の手取りに換算すると約60万円前後。家賃・食費・教育費などを差し引くと「思ったほど余裕がない」と感じる先生も少なくありません。
年収帯別の手取り目安
参考として、年収帯別の手取り割合を紹介します。
- 年収800万円 → 手取り約600万円(約75%)
- 年収1,000万円 → 手取り約730万円(約73%)
- 年収1,500万円 → 手取り約1,050万円(約70%)
- 年収2,000万円 → 手取り約1,340万円(約67%)
年収が上がるほど手取り率は下がっていくのが日本の税制の特徴です。だからこそ、節税対策が重要になってきます。

医師が実践すべき節税対策
高所得になるほど税負担が重くなる日本の税制。だからこそ、合法的に節税できる手段を知っておくことが大切です。医師が取り組みやすい節税対策をまとめました。
1. ふるさと納税
年収1,000万円の場合、控除上限額は15〜18万円程度です。実質2,000円の自己負担で各地の返礼品がもらえるため、やらない手はありません。年末調整ではなく確定申告(またはワンストップ特例)で手続きします。
2. iDeCo(個人型確定拠出年金)
勤務医の場合、掛金の上限は月2.3万円(年間27.6万円)です。掛金が全額所得控除になるため、年収1,500万円超の場合は年間約11.8万円の節税効果が見込めます。老後資金の準備にもなり、一石二鳥です。
3. 特定支出控除
勤務医は給与所得者ですが、学会参加費・書籍代・研修費などが一定額を超えた場合、「特定支出控除」として確定申告で経費計上できます。活用している先生は少ないですが、知っておいて損はない制度です。
4. 不動産投資
医師は金融機関からの信用力が高く、不動産投資のローンが組みやすいという特徴があります。減価償却費を利用して所得を圧縮できるため、節税効果が期待できます。ただし、不動産投資にはリスクもあるため、慎重な判断が必要です。
5. 生命保険料控除
生命保険・医療保険・個人年金保険の保険料は、それぞれ最大4万円(合計12万円)まで所得控除の対象になります。加入している保険があれば、忘れずに申告しましょう。
節税対策は「やりすぎ」に注意。特に不動産投資は「節税のため」だけに始めると、物件の選定を誤って損をするケースもあります。必ず税理士やファイナンシャルプランナーに相談した上で判断しましょう。
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医師転職ドットコムの公式サイトはこちら年収1,000万円を超えた後のキャリア戦略
年収1,000万円はゴールではなく、通過点です。その先のキャリアをどう設計するかが、生涯収入に大きく影響します。
年収1,500万円を目指すなら
民間病院の常勤+外勤で到達可能な水準です。専門医資格を活かしつつ、効率よくバイトを組み合わせるのがポイントになります。転職エージェントに登録して、今の自分のスキルで年収1,500万円以上のオファーが出るかどうかを確認してみるのも良い方法です。
年収2,000万円を目指すなら
管理職への昇進や、美容・自由診療分野への転身が視野に入ります。フリーランス医師として複数の施設を掛け持ちする方法もあります。年収2,000万円を超えるには、「何を強みにするか」を明確にして、それを評価してくれる環境を選ぶことが重要です。
それ以上を目指すなら
開業が現実的な選択肢になります。ただし前述のとおり、開業にはリスクもあるため、十分な準備と資金計画が欠かせません。開業前にコンサルタントへの相談や先輩開業医への訪問を行い、成功と失敗のリアルな事例を集めておくと安心です。

Q&A|年収1,000万円に関するよくある質問
Q. 大学病院勤務のまま年収1,000万円を超えられる?
大学病院の基本給だけでは難しいケースが多いです。ただし、外勤を週1〜2回入れることで年収1,000万円を超える先生は少なくありません。大学病院での研究・教育キャリアと収入の両立を目指すなら、外勤先の選び方が鍵になります。
Q. 確定申告は必要?
外勤やバイト収入がある場合は確定申告が必要です。給与所得が2,000万円を超える場合も確定申告が義務になります。また、ふるさと納税やiDeCoを利用している場合も、確定申告をすることで節税メリットを最大化できます。確定申告の時期は毎年2月16日〜3月15日なので、年末から準備を始めておくとスムーズです。
Q. 年収1,000万円でもお金が貯まらない…なぜ?
手取りが73%程度に減る上に、住居費・教育費・保険料などの固定費が高い場合、意外と貯蓄に回せないことがあります。特に都市部で家族がいる場合、住居費だけで月15〜20万円かかることも。家計の見直しと節税対策の両方からアプローチするのが効果的です。
Q. 医師の年収は今後も上がり続ける?
診療報酬の改定や医師の需給バランスの変化により、将来の年収がどうなるかは不透明な部分もあります。ただし、高齢化社会の進行により医療需要は当面増え続けるとみられており、医師の希少性が急に下がることは考えにくい状況です。とはいえ、特定の診療科や地域への偏在が進む可能性はあるため、キャリア戦略は常にアップデートしていく姿勢が大切です。
まとめ
医師が年収1,000万円に届くのは、一般的に卒後5〜7年目(30歳前後)です。ただし、大学病院勤務か民間病院勤務か、外勤をしているかどうかで大きく変わります。
- 初期研修医は年収300〜500万円、後期研修で600〜800万円
- 専門医取得後に1,000万円超えが一般的
- 年収1,000万円の手取りは約720〜750万円
- ふるさと納税・iDeCo・特定支出控除などの節税対策が有効
「稼ぐ力」と「守る力」の両方を意識して、長期的な資産形成を進めていきましょう。
医師の節税対策については医師転職研究所の節税実態調査が参考になります。また、年収と手取りの関係については医師の年収手取り解説記事でも詳しくまとめられています。確定申告の基本は国税庁のサイトで確認できます。
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