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産業医の資格の取り方|取得ルート・研修・費用を徹底解説

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産業医の資格はどうやって取る?取得ルートと必要な研修を徹底解説

「産業医に興味があるけど、資格ってどうやって取るの?」「忙しい臨床の合間に取れるものなの?」そんな疑問を持っている先生は多いのではないでしょうか。

産業医は、企業で働く従業員の健康管理や職場環境の改善を担う医師のことです。臨床とはまた違ったやりがいがあり、ワークライフバランスを重視したい先生にも注目されています。

実は産業医の資格取得は、条件さえ満たせば最短6日間で可能なんです。この記事では、産業医の資格の取り方を取得ルート別にわかりやすく解説していきます。

ナビ助
ナビ助
産業医は臨床から離れたい先生だけじゃなく、キャリアの幅を広げたい先生にもおすすめだぞ!まずは資格の全体像を押さえていこう!

産業医とはどんな仕事?

産業医とは、労働安全衛生法に基づいて事業場に選任される医師のことです。従業員50人以上の事業場では産業医の選任が義務づけられており、企業の健康経営が注目される中、そのニーズは年々高まっています。

具体的な業務内容は、以下のようなものがあります。

  • 従業員の健康診断結果のチェックと事後措置
  • 長時間労働者やメンタル不調者への面談指導
  • ストレスチェックの実施と集団分析
  • 職場巡視による労働環境の確認
  • 衛生委員会への出席と助言
  • 休職・復職に関する意見書の作成

臨床医と違って患者さんの「治療」を行うわけではなく、企業と従業員の間に立って予防医学的なアプローチを行うのが産業医の特徴です。当直もオンコールもないため、プライベートの時間を確保しやすいのも大きな魅力でしょう。

産業医になるための5つのルート

産業医として活動するには、医師免許に加えて厚生労働省令で定める要件を満たす必要があります。その取得ルートは以下の5つです。

ルート1:日本医師会の産業医学基礎研修(最もメジャー)

もっとも多くの医師が選ぶのが、日本医師会認定産業医制度に基づく基礎研修の受講です。合計50単位以上の研修を修了することで、認定産業医の資格を取得できます。

50単位の内訳は次のとおりです。

ポイント
  • 前期研修(入門的内容):14単位以上
  • 実地研修(実習・見学):10単位以上
  • 後期研修(専門的内容):26単位以上

合計50単位以上で認定申請が可能です。

各地の医師会が主催する研修会に参加してコツコツ単位を集める方法が一般的ですが、おおむね1年程度かかります。忙しい先生にはハードルが高く感じるかもしれません。

ルート2:産業医科大学の集中講座(最短6日間)

「とにかく早く取りたい」という先生には、産業医科大学(北九州市)が開催する集中講座がおすすめです。6日間の集中カリキュラムで50単位を一括取得できるため、忙しい臨床医にも人気があります。

ただし、定員が限られているため早めの申し込みが必要です。北九州まで出向く必要がある点も考慮しておきましょう。

ルート3:労働衛生コンサルタント試験の合格

国家資格である労働衛生コンサルタント試験(保健衛生区分)に合格すれば、産業医の要件を満たします。ただし、試験の難易度が高く、合格率も低めです。研修で取得する方が現実的でしょう。

ルート4:産業医科大学の産業医学基本講座を修了

産業医科大学が開講する産業医学基本講座(通常のカリキュラム)を修了する方法もあります。産業医科大学の卒業生以外でも受講可能ですが、一定期間の通学が必要になります。

ルート5:大学で産業医学の実習を修了

産業医科大学や一部の医学部で、卒前教育として産業医学に関する実習を行っているケースがあります。これを修了していれば要件を満たしますが、対象者は限られます。

ナビ助
ナビ助
現実的にはルート1かルート2を選ぶ先生がほとんどだぞ!急ぎなら集中講座、じっくりなら各地の研修会だな!

認定産業医の資格更新について

日本医師会認定産業医には5年ごとの更新制度があります。更新には、5年間で以下の20単位の取得が必要です。

  • 更新研修:1単位以上
  • 実地研修:1単位以上
  • 専門研修:1単位以上
  • 残りは上記いずれかの区分で合計20単位以上

更新研修は各地域の医師会で定期的に開催されているほか、オンラインで受講できるものも増えてきました。計画的に受講していけば、それほど負担にはなりません。

なお、資格認定申請時には審査・登録料として10,000円がかかります。また、基礎研修を修了してから5年以内に申請する必要があるので注意してください。

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産業医の年収相場と働き方

産業医の年収は、嘱託産業医と専属産業医で大きく異なります。

嘱託産業医の場合は、月1〜2回の訪問で報酬は月5万〜15万円程度が相場です。本業の臨床と掛け持ちで行う副業的な位置づけが多いでしょう。

専属産業医の場合は、企業に常勤で勤務し、年収は1,000万〜1,500万円程度が一般的です。大企業の統括産業医になると、年収2,000万円を超えるケースもあります。

ポイント

産業医の大きなメリットは「当直なし・オンコールなし・週末休み」という働き方が実現できること。年収だけでなく、ライフスタイル全体で考えると非常に魅力的な選択肢です。

産業医資格の取得にかかる費用と期間

資格取得にかかる費用と期間を整理しておきましょう。

日本医師会基礎研修(コツコツ受講)

  • 期間:約6か月〜1年
  • 費用:各研修会の参加費(1回あたり数千円〜1万円程度)+認定登録料10,000円

産業医科大学の集中講座

  • 期間:6日間
  • 費用:受講料(数万円程度)+交通費・宿泊費+認定登録料10,000円

いずれのルートでも、トータルの費用は10万円以内に収まることがほとんどです。産業医として活動を始めれば、すぐに回収できる金額ですので、コストパフォーマンスの高い投資と言えるでしょう。

ナビ助
ナビ助
費用も時間もそこまでかからないから、将来の選択肢を増やすためにサクッと取っておくのがおすすめだぞ!

産業医になるまでの具体的な流れ

実際に産業医として活動を始めるまでの流れを、ステップ形式でまとめました。

ステップ1:研修ルートを選ぶ

自分のスケジュールに合わせて、集中講座か地域の研修会かを決めましょう。

ステップ2:基礎研修50単位を取得する

各地の医師会や産業医科大学の研修を受講し、50単位を修了します。

ステップ3:日本医師会に認定申請する

必要書類を揃えて認定申請を行います。審査・登録料は10,000円です。研修修了後5年以内に申請が必要な点を忘れないでください。

ステップ4:求人を探す・マッチングする

転職サイトや医師会の紹介などを通じて、産業医の案件を探します。嘱託であれば臨床と並行して始められます。

ステップ5:産業医活動スタート

企業との契約を結び、産業医として活動を開始します。

産業医に向いている人の特徴

産業医には臨床医とは違ったスキルや資質が求められます。以下のような特徴に当てはまる方は、産業医への転身を検討してみる価値があるでしょう。

  • コミュニケーション力が高い人(企業の人事担当者や経営層との折衝が多い)
  • ワークライフバランスを重視したい人
  • 予防医学に関心がある人
  • マネジメントや組織運営に興味がある人
  • 臨床の第一線から退きたいと考えている人
注意

産業医は臨床行為を行わないため、手技や最新の治療法からは離れることになります。臨床への未練がある場合は、まず嘱託産業医として副業的に始めてみるのがおすすめです。

よくある質問(Q&A)

Q. 研修医でも産業医資格を取得できますか?

医師免許があれば研修医でも受講・取得は可能です。ただし、臨床研修期間中は時間の確保が難しいため、後期研修以降に取得する先生が多い傾向にあります。

Q. 産業医は何科の医師が多いですか?

特定の診療科に偏りはありません。内科系の先生が多い印象はありますが、外科系やその他の診療科からの転身も珍しくありません。産業医活動に必要な知識は研修で学べるため、前職の診療科は問われません。

Q. 産業医と臨床医の兼業はできますか?

もちろん可能です。実際に嘱託産業医として月1〜2回の企業訪問を行いながら、普段は臨床を続けている先生は非常に多いです。副収入を得ながらキャリアの幅を広げられるので、まずは嘱託から始めるのがおすすめです。

Q. 産業医資格は一度取れば一生有効ですか?

いいえ、認定産業医には5年ごとの更新制度があります。更新には5年間で20単位の研修を受講する必要がありますが、各地域の医師会で定期的に研修が開催されているほか、オンラインで受講できるものも増えてきているので、計画的に取り組めば大きな負担にはなりません。

Q. 産業医の求人はどこで探せますか?

医師転職サイト(エムスリーキャリア、マイナビDOCTOR等)で「産業医」と検索すると常勤・非常勤の求人が見つかります。また、各地域の医師会が嘱託産業医を紹介しているケースや、産業医の専門紹介サービスを利用する方法もあります。まずは複数のルートで情報を集めることをおすすめします。

まとめ

産業医の資格取得は、医師免許を持っていれば比較的ハードルが低く、最短6日間の集中講座で取得可能です。当直やオンコールがない働き方を実現できるため、ワークライフバランスを重視する先生や、臨床以外のキャリアを模索する先生にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

まずは各地域の医師会で開催されている産業医学基礎研修の日程をチェックしてみてはいかがでしょうか。キャリアの選択肢を広げる第一歩になるはずです。

産業医の求人探しには、産業保健ナビ産業医学振興財団の情報も参考になります。また、日本医師会 産業医部会連絡協議会のサイトで認定制度の詳細を確認できます。

ナビ助
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産業医は今後もニーズが伸びるキャリアだ!迷ってるなら、まず研修を受けてみろ!行動した先生だけがチャンスをつかめるんだぞ!

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