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医師転職ドットコムの公式サイトはこちら医師の履歴書は一般の転職とは書き方が違う
「履歴書なんて、名前と経歴を書けばいいんでしょ?」。そう思っている先生、ちょっと待ってください。医師の転職における履歴書は、一般的な転職と比べて記載すべき項目やアピールポイントが異なります。
医師の採用担当者は、経歴だけでなく「どんな症例を経験してきたか」「なぜこの病院を志望するのか」を重視しています。履歴書の出来によって面接での印象が大きく変わるため、手を抜くのはもったいないです。
この記事では、医師が転職する際の履歴書の書き方を、基本ルールから志望動機の作成まで丁寧に解説します。

履歴書の基本ルール
フォーマットとサイズ
医師の履歴書はA4サイズでパソコン作成が一般的です。手書きでも問題はありませんが、読みやすさと効率を考えるとPC作成がおすすめです。フォントは明朝体やゴシック体を使い、文字サイズは10.5〜12ポイントで統一しましょう。
フォーマットは書店で購入するか、転職エージェントから提供されるテンプレートを使用するのが手軽です。
写真
証明写真は直近3か月以内に撮影したものを使いましょう。スーツ着用・白背景が基本です。スマートフォンで撮影した写真は避け、写真館やスピード写真機で撮るのがベターです。
記載のルール
- 年号は和暦・西暦のどちらかに統一する
- 略語は使わず正式名称で記載(○○大学医学部医学科 など)
- 誤字脱字は絶対にNG(医療現場での正確性が問われる)
- 修正液の使用は不可(間違えたら最初から書き直す)
職歴欄の書き方のポイント
職歴は時系列に沿って漏れなく記載することが基本です。医師特有の注意点として、以下を押さえておきましょう。
医局所属の場合
医局に所属している場合は、「○○大学医学部○○科 入局」と記載したうえで、関連病院への派遣歴も記載します。派遣先が複数ある場合は、すべて時系列で並べましょう。
記載例
令和○年4月 ○○大学医学部附属病院 初期臨床研修医
令和○年4月 ○○大学医学部 内科学教室 入局
令和○年4月 △△市立病院 内科 (医局派遣)
令和○年4月 ○○大学医学部附属病院 内科 助教
令和○年3月 同 退職
非常勤勤務の記載
非常勤勤務やアルバイトの経歴も、主要なものは記載しましょう。特に長期間継続した定期非常勤は、臨床経験のアピールになります。短期のスポット勤務はすべて書く必要はありません。

免許・資格欄の書き方
医師の場合、免許・資格欄には以下を記載します。
- 医師免許(取得年月を記載)
- 専門医資格(○○学会認定○○専門医)
- 指導医資格
- その他の医療関連資格(臨床研修指導医、産業医資格など)
- 学位(医学博士など)
資格は正式名称で記載してください。「内科専門医」ではなく「日本内科学会認定内科専門医」のように、認定学会名を含めて書くのが正しいです。
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医師転職ドットコムの公式サイトはこちら志望動機の書き方で差がつく
履歴書の中で最も重要なのが志望動機です。複数の医療機関に応募する場合でも、それぞれの医療機関に合わせた志望動機を作成しましょう。使い回しは避けてください。
志望動機の構成:4ステップ
効果的な志望動機は、以下の4ステップで構成します。
- 結論:なぜこの医療機関を志望するのか(一文で端的に)
- 根拠:そう思った背景やきっかけ(自身の経験と紐づけて)
- 貢献:自分がどのように役立てるか(スキルや経験の具体例)
- 将来性:入職後にどう成長したいか(中長期的なビジョン)
志望動機の良い例
「貴院が力を入れておられる地域密着型の総合診療に共感し、志望いたしました。これまで急性期病院で幅広い疾患の初期対応を経験してまいりましたが、患者さんの生活背景まで踏み込んだ継続的な診療を実践したいと考えるようになりました。これまでの内科領域での症例経験を活かしながら、地域住民の皆さまの健康管理に貢献してまいりたいと考えております。」
志望動機のNG例
- 「給料が高いから」(待遇面だけでは熱意が伝わらない)
- 「今の職場が嫌だから」(ネガティブな理由は印象が悪い)
- 「どこでもいいので転職したい」(志望する理由が不明確)

採用担当者に好印象を与えるテクニック
数字で実績をアピールする
採用担当者の目を引くのは具体的な数字です。以下のように、自分の実績を数値化して記載すると説得力が増します。
- 外科系:「執刀件数○○件」「手術症例数○○件」
- 内科系:「1日の外来患者数○○人」「担当入院患者数○○人」
- 学術面:「英文論文○本」「学会発表○回」
本人希望欄の活用
本人希望欄には、勤務条件に関する希望を簡潔に記載します。「特になし」と書くよりも、「貴院の規定に従います」と記載するほうが丁寧です。ただし、細かすぎる条件を並べるのは逆効果なので、最低限の希望にとどめましょう。
送付時のマナー
履歴書を郵送する場合は、角2サイズの封筒に折らずに入れるのが基本です。添え状(送付状)を同封し、「履歴書在中」と朱書きしましょう。メールで送付する場合は、PDF形式で送るのが一般的です。
履歴書と一緒に準備すべき書類
転職活動では履歴書以外にも提出を求められる書類があります。あらかじめ準備しておきましょう。
- 職務経歴書:これまでの業務内容・実績を詳しく記載する書類。履歴書とセットで提出するケースがほとんどです。
- 医師免許証のコピー:写しの提出を求められることがあります。
- 専門医認定証のコピー:専門医を持っている場合はコピーを用意しておきましょう。
転職エージェントを通じて応募する場合、履歴書のフォーマットや提出方法はエージェントの指示に従ってください。エージェント側で添削やアドバイスをしてくれることも多いので、積極的に活用しましょう。

職務経歴書との使い分け
医師の転職では、履歴書と職務経歴書を両方提出することが求められるケースが多いです。この2つは役割が異なるため、適切に使い分けることが重要です。
履歴書は基本情報と経歴の一覧を簡潔にまとめるものです。学歴・職歴・資格・志望動機を中心に記載します。一方、職務経歴書はこれまでの業務内容や実績を具体的に記述する書類です。
職務経歴書では、各勤務先での業務内容(外来・病棟・手術・研究など)、担当した症例の種類と件数、役職や委員会活動、学会発表・論文実績などを詳しく記載します。採用担当者がこの医師にどんな仕事を任せられるかを判断するための材料になるため、具体的な数値を交えて記述するのがポイントです。
転職エージェントを活用した履歴書作成
一人で履歴書を書くのに不安がある場合は、転職エージェントの添削サービスを活用するのがおすすめです。医師専門の転職エージェントは、採用担当者が何を見ているかを熟知しているため、的確なアドバイスをもらえます。
特に志望動機の書き方は、応募先の医療機関の特色に合わせたカスタマイズが求められます。エージェントは応募先の情報を豊富に持っているため、この病院ではこういうアピールが効果的という具体的なアドバイスが可能です。
また、エージェントによっては模擬面接も実施してくれます。履歴書に書いた内容と面接での受け答えに一貫性を持たせるためにも、書類作成と面接対策をセットで進めることをおすすめします。
よくある履歴書のNG事例
医師の転職で実際に見られる履歴書のNG事例を紹介します。同じミスをしないよう、事前にチェックしておきましょう。
1つ目は日付の不統一です。学歴欄は西暦なのに職歴欄は和暦というケースがあります。どちらかに統一してください。
2つ目は資格の記載漏れです。専門医資格や医学博士号の記載が抜けていると、せっかくのアピールポイントが伝わりません。取得した資格はすべて漏れなく記載しましょう。
3つ目は志望動機の使い回しです。複数の病院に同じ志望動機を送ると、この病院でなければならない理由が伝わりません。応募先ごとにカスタマイズすることが鉄則です。
4つ目は退職理由のネガティブ表現です。前職の人間関係が悪かったためなどの記載は印象を大きく損ないます。退職理由は前向きな表現にとどめ、詳細は面接で聞かれた場合のみ答えるようにしましょう。
Q&Aコーナー
Q. 履歴書は手書きとPC作成のどちらがよいですか?
A. 現在はPC作成が主流です。読みやすく、修正も容易なため効率的です。ただし、手書きを好む医療機関もごくまれにあるため、応募先から指定がある場合はそれに従ってください。
Q. 転職回数が多い場合、不利になりますか?
A. 医局人事による異動が多い場合は、転職回数として不利に捉えられることは少ないです。「医局派遣」と明記すれば、採用担当者も理解してくれます。自己都合の転職が多い場合は、各転職の理由を前向きに説明できるようにしておくと安心です。
Q. 空白期間(ブランク)はどう書けばよいですか?
A. 留学・研究・育児・介護などの理由があれば正直に記載しましょう。「○年○月〜○年○月 出産・育児のため休職」のように書くと、採用担当者も理解しやすくなります。理由のない空白期間は面接で質問される可能性が高いため、説明を準備しておいてください。
医師の履歴書テンプレートは民間医局の履歴書ガイドで無料ダウンロードできます。志望動機の例文についてはDr.転職なびの解説ページが参考になります。職務経歴書の書き方はリクルートドクターズキャリアの解説もあわせてご確認ください。
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