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iDeCoは医師に向いている?掛金上限・節税効果・始め方を解説

医師キャリア

「iDeCoは聞いたことあるけど、医師にもメリットがあるの?」「掛金の上限はいくら?」。iDeCoは老後資金の準備と節税を同時に実現できる制度ですが、仕組みがやや複雑なため、手を付けていない医師も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、高所得の医師こそiDeCoの節税メリットは大きいです。この記事では、医師がiDeCoを活用する際のポイント、掛金上限、注意点をわかりやすく解説します。

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iDeCoは「やらない理由がない」レベルのお得な制度だぞ!特に所得税率が高い医師は節税効果がハンパない。しっかり理解して活用しろ!

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iDeCoとは?基本の仕組みをおさらい

iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)は、自分で掛金を拠出し、自分で運用商品を選んで老後資金を積み立てる制度です。3つの税制優遇があるのが最大の特徴です。

ポイント
  • 拠出時:掛金の全額が所得控除の対象(所得税・住民税が軽減)
  • 運用時:運用益が非課税(通常は約20%の課税)
  • 受取時:退職所得控除または公的年金等控除が適用

原則として60歳まで引き出すことができないため、あくまで「老後資金の準備」として位置づける必要があります。

医師のiDeCo掛金上限はいくら?

iDeCoの掛金上限は、勤務形態や勤務先の年金制度によって異なります。

勤務医の場合

  • 企業年金がない勤務先:月額23,000円(年間276,000円)
  • 企業型DCのみに加入:月額20,000円
  • 確定給付企業年金(DB)に加入:月額12,000円

なお、制度改正により掛金上限の引き上げが決定しています。2026年12月の制度改正により、企業年金のない勤務先の場合、月額62,000円まで拡大されます(2027年1月引落分から適用)。最新の制度内容は公的機関の発表もあわせてご確認ください。

開業医(個人事業主)の場合

国民年金の第1号被保険者として、月額68,000円(年間816,000円)が上限です。国民年金基金や付加年金と合算した金額になるため、これらに加入している場合はiDeCoに回せる金額が減ります。医療法人化している場合は厚生年金区分となり、勤務医と同じルールが適用されます。

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掛金の上限は勤務先の年金制度によって変わるから、まずは自分の勤務先がどのパターンに当てはまるか確認しろ!事務の人に聞けばすぐわかるぞ!

医師がiDeCoで得られる節税効果

年収別のシミュレーション

iDeCoの節税効果は所得税率が高い人ほど大きくなります。以下は月額23,000円(年間276,000円)を拠出した場合の目安です。

年収 所得税率 年間の節税額(目安)
800万円 23% 約91,000円
1,200万円 33% 約119,000円
2,000万円 40% 約138,000円

上記は所得税と住民税(10%)を合算した概算値です。年収2,000万円の医師なら、iDeCoだけで年間約14万円の節税になる計算です。20年続ければ約280万円もの差が生まれます。

iDeCoの始め方

ステップ1:金融機関を選ぶ

iDeCoは銀行、証券会社、保険会社などで口座を開設できます。選ぶポイントは「口座管理手数料の安さ」「運用商品のラインナップ」の2つです。ネット証券(SBI証券、楽天証券など)は手数料が安く、商品数も豊富でおすすめです。

ステップ2:加入手続き

金融機関のWebサイトから申込書を取り寄せ、必要事項を記入して提出します。以前は勤務先の事業主証明書が必要でしたが、個人口座から掛金を拠出する場合は事業主証明書が不要になっています(制度改正による簡素化)。

ステップ3:運用商品を選ぶ

初心者には、全世界株式やバランス型のインデックスファンドがおすすめです。信託報酬(運用コスト)が低いファンドを選びましょう。iDeCoは60歳まで引き出せないため、長期運用を前提に株式比率を高めに設定しても問題ありません。

ステップ4:掛金額を設定する

上限額まで拠出するのが最大の節税効果を得られますが、生活費に影響が出ない範囲で設定しましょう。掛金は年に1回変更可能です。

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金融機関選びで迷ったら、ネット証券を選んでおけば間違いないぞ!手数料が安くて商品も多い。口座開設は無料だから、まずは申し込んでみろ!

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iDeCoで選ぶべき運用商品の考え方

インデックスファンドが基本

iDeCoの運用商品は、信託報酬(運用コスト)が低いインデックスファンドを選ぶのが基本です。具体的には、全世界株式(MSCI ACWI連動型)や先進国株式(MSCIコクサイ連動型)、国内株式(TOPIX連動型)などが選択肢になります。

iDeCoは60歳まで引き出せないため、運用期間が20年以上になるケースがほとんどです。長期投資の前提であれば、短期的な値動きに振り回される必要はなく、株式100%のポートフォリオでも問題ありません。

バランスファンドという選択肢

「自分で資産配分を考えるのは面倒」という方には、株式と債券をあらかじめミックスしたバランスファンドがおすすめです。リバランス(資産配分の調整)も自動で行われるため、文字通り「ほったらかし」で運用できます。

元本確保型は避けるべき?

iDeCoには定期預金などの元本確保型商品もありますが、利回りが極めて低いため、長期運用のメリットを活かせません。iDeCoの節税メリット(所得控除)を享受しつつ、運用でも資産を増やすことを目指すなら、投資信託を選ぶのがおすすめです。ただし、60歳が近い方や、リスクをまったく取りたくない方は元本確保型でも所得控除のメリットだけで十分な節税効果があります。

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商品選びで迷ったら「全世界株式のインデックスファンド」を選んでおけ!これ1本で世界中の株式に分散投資できるぞ。シンプルが一番だ!

iDeCoの注意点

注意
  • 60歳まで引き出せない:急な出費に対応できないため、あくまで余裕資金で積み立てること
  • 口座管理手数料がかかる:金融機関によって月額170~600円程度の差がある
  • 受取時に課税される場合がある:退職金と合算されると控除枠を超えて課税されるケースも
  • 転職時の手続きが必要:勤務先が変わると企業年金の区分が変わり、掛金上限が変更になることがある

iDeCoと新NISAの使い分け

iDeCoと新NISAはどちらも税制優遇のある制度ですが、特徴が異なります。

比較項目 iDeCo 新NISA
節税(所得控除) あり なし
運用益非課税 あり あり
引き出し 原則60歳まで不可 いつでも可能
年間投資上限 14.4万~81.6万円 360万円

節税効果を重視するならiDeCo、流動性を重視するなら新NISAという使い分けが基本です。両方を併用するのがベストですが、どちらか一方から始めるなら、いつでも引き出せる新NISAのほうがハードルは低いでしょう。

Q&Aコーナー

Q. 途中で掛金を変更できる?

はい、年に1回変更可能です。収入の変動や生活状況に合わせて柔軟に調整できます。一時的に拠出を停止することも可能です(ただし口座管理手数料は引き続き発生します)。

Q. 転職したらiDeCoはどうなる?

転職先に企業型DCがある場合は移換手続きが必要です。企業年金がない転職先であれば、個人型のまま継続できます。手続きが遅れると自動移換されてしまい、運用できない期間が発生するので注意してください。

Q. 元本割れの心配はないの?

元本確保型の商品(定期預金など)を選べば元本割れの心配はありません。ただし、利回りは極めて低いため、iDeCoの運用メリットを活かすなら投資信託を選ぶのがおすすめです。長期で見れば、株式型の投資信託のほうがリターンは高い傾向にあります。

Q. iDeCoとNISAは両方やったほうがいい?

はい、余裕があれば両方活用するのがベストです。iDeCoは所得控除のメリットが大きく、新NISAは運用益非課税かついつでも引き出せるメリットがあります。まずは新NISAで積み立てを始め、余裕資金があればiDeCoにも拠出するという順番が一般的です。年収2,000万円以上の医師であれば、iDeCoの節税効果が特に大きいため、優先的に始める価値があります。

Q. iDeCoの受け取り方で税金が変わる?

iDeCoは一時金として受け取る方法と、年金として分割で受け取る方法があり、それぞれ適用される税制が異なります。一時金なら退職所得控除、年金なら公的年金等控除が適用されます。退職金との兼ね合いで最適な受け取り方が変わるため、受取時期が近づいたら税理士に相談することをおすすめします。

Q. すでに50代ですが、今からiDeCoを始めても意味がある?

50代からでもiDeCoを始めるメリットはあります。掛金全額が所得控除になるため、所得税率が高い医師であれば、たとえ数年間の拠出でも節税効果は十分に得られます。なお、iDeCoの受給開始年齢は加入期間によって異なり、通算加入者等期間が10年以上であれば60歳から受給可能ですが、10年未満の場合は最大65歳まで受給開始が遅れます。50歳以降に加入する場合は、この点を確認しておきましょう。

まとめ

iDeCoは、高所得の医師にとって最もコスパのよい節税手段の一つです。掛金全額が所得控除になるため、年収が高いほど節税効果は大きくなります。

まだiDeCoを始めていない方は、まず自分の掛金上限を確認し、ネット証券で口座を開設するところから始めてみてください。毎月の積み立てが将来の大きな安心につながります。

iDeCoの詳しい仕組みについては、ドクための勤務医iDeCo解説や、三菱UFJ eスマート証券のiDeCo改正解説も参考になります。

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